英歌手サラ・ブライトマン(58)とX JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が12日、都内で合同会見を行った。

ブライトマンの5年ぶりのアルバム「HYMN(ヒム)~永遠の讃歌」(今月9日世界同時発売)収録曲に、YOSHIKIが参加。YOSHIKIが作詞・作曲し、X JAPANのワールドツアーのオープニング曲「Miracle」を提供し、レコーディングではピアノ演奏を行った。

ブライトマンは「YOSHIKIを何年も前から知っています。彼の作品の崇拝者の1人です」と笑顔を見せた。ブライトマンはYOSHIKIが音楽プロデュースを務めた08年米映画「REPO! レポ」(09年日本公開)にオペラ歌手役で出演している。

YOSHIKIは「サラと一緒に仕事をするのは夢の1つ。夢がかなって、何と表現していいか分からないくらい光栄です」と感激の面持ちだった。

また、伝説のロックバンド、クイーンのフレディ・マーキュリーを描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」について質問が及んだ。ブライトマンは「音楽に情熱を傾ける姿など、フレディ・マーキュリーはYOSHIKIさんに通じるものがある」と話した。

YOSHIKIがブライトマンの来年2月から行う北米ツアーに出演することが決定。来年2月6日のニューヨーク公演など、5都市の公演に参加する。また、ブライトマンの日本ツアーも決定し、YOSHIKIが4月23、24日の横浜アリーナ公演に出演することも発表された。