爆笑問題の太田光(53)が、ユーチューバー「カジサック」ことキングコングの梶原雄太(38)が、評論家の宇野常寛氏(40)を「失礼な絡み」で激怒させた騒動について、「ただのケンカを社会問題にするなよ!」と憤った。

太田は12日深夜放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」で、梶原と宇野氏の騒動に言及した。この騒動からネット上で、日本の笑いの文化である「イジり」やバラエティー番組の是非をめぐる議論が巻き起こったことを受け、「そんなのさ、ただのケンカじゃねぇか。それをいちいち、バラエティーがどうとかっていうことにしないでくれよ。お前ら2人のケンカだろって話じゃん。お前ら2人でやればいい話で、それを日本のバラエティーの悪影響みたいな話にするなよ。こっちは迷惑だわ。なんで2人でケンカできないの? ただのケンカを社会問題にするなよ! 梶原が下手くそだっただけだろ?」とまくし立てた。

太田は、「イジり」と「イジメ」の境界線について「イジりとイジメなんて違わないよ。俺はイジメこそ笑いの本質だと思ってるから」と持論を展開。喜劇王チャプリンの映画などを例に出して説明した。