テレビ朝日が9日、都内で19年3月期の決算発表を行った。

タイム、スポットともに広告収入が前期を下回り減益決算となる中、ドラマ「おっさんずラブ」人気を反映し、「その他事業」売上高が前期比6・7%増の543億4400万円と、大幅増となった。

「非常に爆発的に推移」したというDVD販売や「おっさんずラブ展」などのイベント収入、グッズ収入などが大きく貢献したという。香山敬三取締役経理局長は「広告収入の減収をフルカバーしたとまでは言わないが、大きな売上と利益に貢献してくれた。ありがたい数字」と話した。