タレントの加藤紗里(29)が、自身や家族に向けられるネットの誹謗(ひぼう)中傷に対する思いをつづった。

加藤は25日、インスタグラムを更新。「誤解している人が多いと思うけど当時4年ほど前に起きた件によって事務所にも入っていなかった一般人だった紗里がいきなり芸能界に入り、売名とか踏み台にしたなど散々叩かれ世間が全員敵に思えて生きるのが辛くなった時期がありました。もちろん実家も晒されて親にまでいたずら電話や誹謗中傷がいきました」と、当時の騒動を振り返り、「何度も何度も、芸能界に引きずり込んだ例の芸人を恨みました。感謝など1ミリもしてません」とした。

しかしこの騒動によるバッシングで「一つだけアンチのおかげで気づきました。踏み台にした売名をしたとゆわれるのならば踏み台にすらならないくらい踏み台にしてやろう」と思い至ったという。「紗里がコメント欄を封鎖しない理由。それは紗里のコメント欄はゴミ箱のようなものだから、みんなの日頃のストレスのはけ口。それを封鎖したら違う人のコメント欄に罵詈雑言を書きこむでしょ?? 公人な以上叩かれるのは当たり前。覚悟はできてます」とした。

しかし生まれたばかりの愛娘には自身と同じ思いをさせたくないとし、「絶対に芸能界には入れないし顔出しもしません」と断言。「そして今やっと例の芸人にありがとう。紗里を強くしてくれて」とつづった。