歌手川村カオリが38歳の誕生日を迎えた23日、都内のライブハウスで11年ぶりのソロライブを行った。2公演で500人を動員し、新曲「バタフライ」などを披露。川村は04年に乳がんで左胸を摘出し、昨年10月に再発を告白。現在は通院し、週に1回、抗がん剤を打ち治療を続けている。新曲は、高層ビルの上層階の窓で、アゲハチョウが上に向かって飛んでいる姿に感化されて仕上がった。川村は「病気になって小さなことに感謝できるようになった」と涙を浮かべた。5月5日にC.C.レモンホールでのライブが決定し「旧渋谷公会堂で私にとっては思いで深い場所。決まったときは号泣しました」と話していた。

 [2009年1月23日21時48分]ソーシャルブックマーク