サッカーやF1などの実況中継で活躍しているフジテレビ長坂哲夫アナウンサー(42)が、番組女性スタッフへのセクハラ(性的嫌がらせ)のため、16日付でアナウンス室副部長の役職はく奪の上、総務局に異動していたことが17日、分かった。

 セクハラの詳細については不明だが、セクハラされた女性はフジテレビ局員ではなく、制作会社などに所属するスタッフだという。関係者によると、長坂アナの代理人が女性スタッフ側と誠実に交渉に当たっているという。長坂アナの上司にあたる福井謙二アナウンス室室長、牧原俊幸アナウンス室部長ら6人も減俸などの処分を受けた。この日、同局ホームページのアナウンサー一覧から長坂アナの名前は消えていた。

 [2009年7月18日6時13分]ソーシャルブックマーク