大阪市内の飲食店で店長を殴り大けがをさせたとして、大阪府警に傷害の疑いで逮捕されたお笑いコンビ「メッセンジャー」の黒田有容疑者(39)が「おれから先に手を出して、髪の毛をつかんだ」と容疑を認める供述を始めたことが28日、府警への取材で分かった。

 黒田容疑者は26日に逮捕された当初は「けんかの仲裁に入っただけで殴っていない」と容認を否認。一緒に逮捕された友人も「自分1人で殴った」と供述していた。

 府警によると、黒田容疑者は25日深夜、大阪市中央区のガールズバーで、友人の会社役員樋口勝紀容疑者(40)とともに、25万5000円の料金を請求されたことをめぐって口論となった男性店長(23)の顔や体を殴るなどしたとして逮捕された。

 男性店長は顔の骨を折るなどの重傷で、黒田容疑者らは当時、酒に酔っていたという。

 [2009年12月28日13時7分]ソーシャルブックマーク