お笑いタレント山崎邦正(41)が9日、都内で行われた「タワーレコード30周年ライブ」で、落語家「月亭方正」として高座に上がった。大歓声を受ける中、着物姿の方正は緊張した面持ちで登場し、「猫の茶わん」などを披露した。枕では邦正節をさく裂させていたが、本ネタが終わると客席からは拍手が鳴り響いた。

 先月28日に上方落語協会に加入し「月亭八方師匠からは『お前は芸人20年やってるけれど、落語では一番下やからな。頑張れよ』と言われました」。休みの日は、1日5~6時間落語を練習するという。「落語は40歳からできた夢なので。(笑福亭)鶴瓶師匠からも『両立させていきなさい』と言われました」と、話すその目は真剣だった。

 [2010年1月9日21時6分]ソーシャルブックマーク