暴行現場で伊藤被告と一緒に現場にいた元暴走族リーダーの男性が、警視庁の任意聴取に「酔って介抱された際、海老蔵さんが乱暴な態度を取った」との話をしていることが28日、捜査関係者への取材で分かった。一方、男性は「明確な暴行は受けていない。海老蔵さんの頭が自分にぶつかった」とも説明。伊藤被告は「自分から因縁をつけたわけではない」と供述している。東京地検はこの日、傷害罪で伊藤被告を起訴した理由に、サッカーJリーグのユースチームに所属していた経歴を挙げ「足で蹴る行為は極めて危険。結果も重大」とした。伊藤被告側は28日、東京地裁に保釈請求したが、却下された。

 [2010年12月29日6時7分]ソーシャルブックマーク