小説家の団鬼六氏(79)が22日、都内で行われた「第1回

 団鬼六賞」授賞式に出席し、覚せい剤取締法違反(譲り受け)容疑で逮捕も処分保留で釈放されたタレント小向美奈子(25)について語った。

 団氏は昨年、自身の小説を映画化した「花と蛇3」に主演した小向と、公開記念の緊縛イベントなどで対面。小向に「勉強に行ったらいい。アメリカやイギリスよりもフィリピンやタイは安いから」とアドバイスしていたと話し、「ホントに行ってたんだね」とフィリピンでの逃亡劇を知り、驚いたという。

 もし、小向が復帰したらと聞かれると「『花と蛇』みたいな、どぎつい作品じゃなくて、もっと軽いSMがいいね。オレの真面目な作品に出たらいい」。さらに「毎春やってる隅田川の“桜船”に招待したい。もう1度会ってみたい」と仰天プランを明かした。

 昨年新設された「団鬼六賞」は優れた官能小説に与えるもので、大賞には京都府在住の現役バスガイド、花房観音氏の「花祀り」が選ばれた。