カメラマン丸谷嘉長氏(48)が、1枚の写真を赤い糸1本でつなぐことで、東日本大震災の被災地を思う気持ちを広げていく、一般参加型の支援プロジェクト「connect」を始めることが6日、分かった。震災発生から1カ月となる今月11日以降に立ち上げる公式サイト(www.connect311.jp)に、赤い糸を両手にもって被災地を思いながら撮影した人物写真を送り、参加費1000円を払うと、同サイトに公開される。女優小西真奈美(32)ら賛同した芸能人と一般人が赤い糸でつながり、気持ちを1つにして取り組む、新しい形のプロジェクトだ。

 小西は、親交のあるリリー・フランキーと富司純子に協力を依頼。リリーは「難しい話はいい」と快く手書きの題字を提供し、富司も「長く続けてください」と企画を広めることを約束した。

 参加料が一定額に達すれば、その段階で被災地が求めるものを実現できるような形で義援金として提供する予定だ。