俳優市原隼人(24)が16日、東日本大震災の被災地への思いを語り、涙した。アウトドアメーカー、ティンバーランドと制作した復興支援チャリティーブーツの発表会を都内で行い、胸の内を語った。

 被災した人々へのメッセージを問われると言葉を詰まらせ、みるみる目に涙をためた。「何も分からないのに行くのは失礼だし、でも何もしないのが一番失礼だし…。市原隼人は常にエンターテイナーとして、少しでもみんなの笑顔が増えるように、絶対アクション起こすんで」と声を震わせながら語った。大地震の後は「どんな気持ちで仕事をすればいいか分からなくなった」とし「自分の仕事にもっとプライドをもってやることがまず日本の活気になると思った」。今後、個人的に「100パー(%)被災地に行く」という。

 ブーツは市原の好きな「志」の文字と、「コイの滝登り」「富士山」を刻んだ。「日本を支援するつもりではいてくれたら」とPRしていた。