1993年(平5)にビデオとレーザーディスク化されて以降、表に出ていなかった幻の作品「ウルトラマンVS仮面ライダー」の、ブルーレイ&DVD発売記念会見が24日、都内で行われ、「ウルトラマン」でハヤタ隊員を演じた俳優黒部進(71)と、仮面ライダー1号・本郷猛を演じた藤岡弘、(65)が出席した。

 黒部は「大人になったファンで『ハヤタさんに会えた』と涙を流した方がいる。そういう方は頭をMRIで撮っていただたら、絶対頭の中にウルトラマンの映像が出ていると思います」と、ウルトラマンシリーズ45年ならではのエピソードを披露した。

 また仮面ライダーシリーズ40年を迎え、初代仮面ライダーの藤岡は、「飛行機の中で、立派な方から握手を求められた。そういうことが多々あって『ヒーローに国境はない』と思った」と、仮面ライダーの看板の重さをかみしめていた。