関西の人気ラジオ局エフエムCOCOLOが主催する野外ライブ「靱公園

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 COCOLO~風のハミング~」が17日、大阪市西区の靱公園センターコート特設会場で行われた。悪天候にも関わらず約6000人の観客が集まり、スターダストレビュー、KAN、馬場俊英、ザ・ブーム、山崎まさよしら出演アーティストのアコースティック・ギター演奏に聞き入った。

 テニスコートの中央にステージを設置、雨よけの屋根を付けたが、台風の影響で時折激しい風雨に見舞われた。しかし会場を埋め着くしたレインコート着用の観客は雨が強まれば逆に拍手するなど盛り上がりを見せた。出演者同士のコラボレーションも随所に披露。KANが「僕の横浜時代の曲で、大切にしている歌です」と山崎まさよしの代表曲「One

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 time,one

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 chance」を熱唱すると、途中から山崎本人が現れ、曲終わりで山崎から「何でやねん!」と突っ込みを入れられ、息のあった掛け合いが会場の笑いを誘った。最後に出演者勢揃いで、ドボルザークの「家路」を観客と「ハミング」で合唱。悪天候にも関わらず、会場は最後まで和やかな雰囲気に包まれていた。

 このライブの模様は24日と10月1日の午後6時「KANと要Wabi-Sabiナイト」内でオンエアする。

 エフエムCOCOLOは昨年4月から、45歳以上をターゲットにした「大人のFMステーション」を意識した番組編成にリニューアル、人気を呼んでいる。