モデルで“新おバカ女王”の鈴木奈々(23)が審査委員長を務める「第1回アジア歌姫オーディション」の4次選考会が14日、行われた。会員700万人を誇るケータイブログサイト「CROOZ

 blog」とレコチョクの共同プロデュースによる新人歌姫発掘オーディション。3次選考までに残った73人を対象に、「CROOZ-」のブロガー投票で10人を選んだ。普段はギャルメイクで宝塚音楽学校入学を目指す少女など、個性派ぞろいの14~22歳の10人が、6月2日に東京・渋谷のduoで開催される公開の最終選考会に出場する

 応募2万1000人から、4次の選考会を経て、ついに10人に絞られた。2100倍の競争率を勝ち抜いた10人は個性派ぞろい。純粋に夢を追う14歳の中学生もいれば、原発事故で揺れ続ける福島在住の歌手志望の学生、単身上京してオーディションに挑戦し続ける20代と幅広い。審査委員長の鈴木は「歌がうまい子が多くて正直驚いた。歌もうまくてファッションセンスの高い子が残った」と感想を話した。

 優勝者には、曲をレコチョクで配信してアーティストデビューするほか、女性ファッション誌「EDGE

 STYLE」でのモデルデビューなどが約束され、アジアの歌姫への道が開ける。最終選考をにらみ、鈴木審査委員長は「おバカ具合も気になるけど、やっぱ元気がポイントかな」と、独自の審査基準を示した。