フジテレビは12日、ニューヨーク支局の長谷川豊アナウンサー(36)を降格処分とし、本社付にしたと明らかにした。

 フジテレビは「調査した結果、業務の規定に違反し、ニューヨーク滞在関連費用の不正使用があった。本人も認めたため処分した。金額は公表できない」と説明している。既に全額が返済されており、「刑事告訴などは検討していない」という。

 長谷川アナは99年にアナウンサーとしてフジテレビに入社した。大橋マキ、内田恭子アナ(現在はいずれもフリー)が同期で、入社1年目から競馬実況を担当した。2年目の00年から朝の情報番組「とくダネ!」に出演。10年9月16日からニューヨーク支局勤務となり、「めざましテレビ」や「とくダネ!」に出演していた。最後の出演は8日の「とくダネ!」だった。