NHK大河ドラマ「平清盛」の主演松山ケンイチ(27)と来年の大河「八重の桜」の主演綾瀬はるか(27)のバトンタッチセレモニーが20日、都内の同局で行われた。

 松山は、綾瀬に「僕の1番の失敗は大河の主演ということで、ものすごく緊張したこと。普段できる表現を出しづらくなって抜け出すのに時間がかかった。力まずにやって」とアドバイスした。

 綾瀬は「楽しんで臨むことがいいと考えていたところ」と話した。

 松山は、スタッフやキャストとじゃんけんをして、勝った人がジュースをごちそうすることでリフレッシュしたエピソードも紹介した。

 松山は「平清盛」の舞台となった地の神戸牛を綾瀬にプレゼント。綾瀬は松山に、自分で絵付けをした福島の起き上がり小法師を渡した。

 綾瀬は「昨日深夜3時までかけて書きました。いろいろ失敗して、本当はもっとすてきなんですけど」。松山は手作りに感動しながら「世界で1つ。綾瀬さんの気持ちが込められているので大事にしたい」と笑顔を見せた。