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 Kidsの堂本剛(34)が本気でお笑いに取り組んでいる。

 剛の独演会「小喜利の私」が26日、東京・新橋演舞場で幕を開けた(28日まで)。この催しはもともとお笑い芸人を目指していた剛が、次々に「お題」に答える形式で笑いをとっていくもので、キングコング西野亮広や博多大吉らプロの芸人が日替わりで「天の声」を務めている。この日も元巨人のクロマティからちりとりまで、幅広いネタで満員の会場を沸かせていた。

 小5年から本気で芸人を目指していたという剛は「姉が応募してしまったので結果的にジャニーズに行くことになりましたが、ただ好きやからと思われないように本気でやっています」と説明。同会については、自ら企画書を書き、昨年1月にスタートした「小喜利」は東京、大阪など5都市で延べ33回、動員数は4万2896人に及んでいる。

 「東京と大阪では全然反応が違うし、前日からのコンディションの整え方なんかも歌とは全然違うので手探りです。僕の心が弱くなっていたときに力になったのがお笑いだったし、対立しても何やねんで解決するお笑いはまじめに世界を救うのかもしれない、という気がしています」

 この催しは来年も続け、「なんばグランド花月とか、武道館とかでもやれたら」と剛は真剣だ。