児童養護施設の描き方や子どもの人権侵害などが問われた日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」(水曜午後10時)が12日、最終話を迎え、平均視聴率が12・8%だったことがビデオリサーチの調べで分かった。5日に放送された第8話の11・8%からは1ポイント増えた。

 これまでの平均視聴率は第1話が14・0%。CMの見合わせ問題で注目を集めた第3話で15・0%と最高を記録し、第4話で13・1%。第5話から第8話までは11%台が続き、全9話の平均視聴率は12・8%だった。

 最終話では、ドンキ(鈴木梨央)、ボンビ(渡辺このみ)、ピア美(桜田ひより)、そしてポスト(芦田愛菜)も、それぞれが自分の幸せを選択して幕を閉じ、ポストの本当の名も明かされた。

 第2話で提供スポンサー3社、第3話以降は8社全てのCM放送が見合わせとなるなど物議を醸したが、最終話もスポンサーCMが流れることはなく、ACジャパンや番宣など11本が流れた。