俳優石田卓也(27)が主演する舞台「十九歳のジェイコブ」(東京・新国立劇場)が11日、初日を迎える。

 芥川賞作家の故中上健次氏の同名小説の戯曲化。石田はジャズ喫茶に入り浸り、セックスとドラッグに身をゆだねる19歳の青年ジェイコブを演じる。

 10日に都内で会見した石田は「1カ月、稽古をしましたが、かなりストイックにやりました。稽古が始まってからは遊んでいない。脚本を何度も読んで(役を)体に染みこませたいと思った。それでも、まだ分からない。明日から本番が進んで行くにつれて、分かるんじゃないかと思う」と話した。