フリーアナウンサー宮根誠司(51)の名前を悪用した詐欺未遂事件が長崎市で発生したことについて、宮根がメーン司会の日本テレビ系「情報ライブ

 ミヤネ屋」が18日、宮根アナが被害者女性に生電話で直接取材した。

 事件は、かつて詐欺被害に遭った60代女性Aさんに、番組制作会社の関係者を名乗る男性から電話がかかり、「詐欺を取り上げる番組に協力してほしい」「宮根さんが長崎まで行く。一緒に写真も撮れる」などと話したという。加えて、Aさんに送られてきた会社のパンフレットには、宮根アナの写真も掲載されてあり、再びかかってきた電話では「被害金額分が返ってくる。そのため別会社の社債1000万円分を購入する必要がある」と、支払いを求めてきたという。

 そこで怪しんだAさんが警察に相談。「その会社の実態はない」と指摘され、詐欺が発覚した。

 番組が事件の概容を伝えた上で、サッカーW杯ブラジル大会取材後、米ボストンに立ち寄っていた宮根アナが衛星中継で登場し、「宮根アナの大ファン」だというAさんを電話で直接取材。「すみません。私が言うのもおかしいですが、大変ご迷惑をおかけしまして」と話し掛け、Aさんは「私もミヤネ屋さんがこんなことに利用されて、どんなに心外だろうと思っていました」と宮根アナを心配していることを明かした。