約1億円を脱税したとして法人税法違反の罪に問われたミュージシャンGACKTの元所属事務所「GORDIE

 ENTERTAINMENT」と元ファンクラブ運営会社「DEARS」を経営する長谷川裕被告(42)と玉置公祐被告(54)は26日、東京地裁の初公判で起訴内容について「相違ございません」と述べた。法人として起訴された2社なども起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で「架空の外注費を計上するなどして金を隠し、帳簿外の借金返済に充てた」と指摘した。GACKTは既に、別の事務所に移籍している。

 起訴状によると、長谷川被告と玉置被告は2010年9月期までの2年間で、2社を合わせて約3億3000万円の所得を隠し、法人税計約1億円を脱税したとされる。