俳優のオーランド・ブルーム(37)と歌手のジャスティン・ビーバー(20)のけんか騒動が、思わぬ盛り上がりを見せているという。

 現在37歳のオーランドと20歳のジャスティンは現地時間30日(米国時間29日)にスペイン領のイビサ島にある「Cipriani」というレストランでけんかとなり、オーランドがジャスティンの顔を殴ったと伝えられた。オーランドのパンチが当たったとも当たらなかったとも言われているが、けんかの原因はジャスティンがオーランドの元妻でモデルのミランダ・カー(31)について言った言葉だったという。

 そんなオーランドとジャスティンの騒動はすぐにネット上に広まり、映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでレゴラスを演じていたオーランドが敵を攻撃している映像にジャスティンの顔を合成しているさまざまなGIF画像が広まった。また、レゴラスの写真に、「中つ国(同作品の舞台となっている架空の世界)を救う?

 最初にビーバーをパンチしなくては」と記載されているものや、レゴラスとジャスティン、さらにミランダの3人の顔が使用されている画像もある。さらに2人の顔を合成してボクシングマッチの広告のような写真が作られたり、オーランドをヒーローのように扱ったりする画像も作られた。

 さらに「Change.org」というサイトでアメリカのオバマ大統領宛に、7月29日(アメリカ時間)を「ナショナル・オーランド・ブルーム・デイ」にしたいという署名活動がスタート。オーランドがジャスティンを殴ったことに敬意を示すために祝日にするという動きで、1800人以上の賛同が集まっている。

 セレブの間でも2人の騒動は話のネタになっており、ツイッターで女優のアリッサ・ミラノ(41)は「チーム・オーランド」とつぶやき、有名司会者のジミー・ファロン(39)は「ナイトクラブで昨夜、オーランド・ブルームが口論中にジャスティン・ビーバーにパンチをした。オーランドの手は今日、かなりヒリヒリしているだろうね。たくさんハイタッチをしたからさ」とコメントしている。【ハリウッドニュース編集部】