クレジットカード会社クレディセゾンのCMで、頭突きで瓦割りを披露している空手家でもある女優武田梨奈(23)が20日、東京・麹町スタジオで行われた海外ドラマ「DEFIANCE/ディファイアンス」のDVDリリース記念イベントに出席した。

 作品は、人類とエイリアンが全面戦争した後、サバイバルを繰り広げるSFアクション。

 武田はエイリアンの特殊メークで登場した。初めての体験に「テンション上がってます。落とすのがもったいない。このまま電車乗ろうかなと思うぐらい」と声を弾ませた。

 同作は格闘シーンが多く描かれていることから、持ち前の戦闘力を披露した。空手暦は13年で、現在も週3回はアクションの稽古を行う。「50パーセントぐらい」と手加減をしながらも、ともに登場したお笑いコンビ、ニューロマンスのおにぎり(37)の胸元に鮮やかなハイキックをかました。193センチ、110キロの巨体が吹っ飛んだ。おにぎりは「(元横綱)朝青龍さんが引退して1週間後に、張り手を受けにいく仕事をしたのですけど、それより痛い」ともん絶していた。

 力強いイメージの女優だが、実はM体質。日ごろ、20歳の弟から、腹筋を鍛えるため本気のパンチを腹部に受けている。そのまま立てなくなることもあるというが、武田は「痛みに耐えなきゃ勝ち残れない」。「痛みを知らないと表現できない」とMっ気を見せた。さらに「生味な感じがアクションシーンではいい」と笑い飛ばしていた。

 また、突然おにぎりから「おじさんが好きと聞きましたけど」と、水を向けられると、「年齢(の好み)は特にないのですけど、好きになればエイリアンでも全然オッケー」と話した。現在は「男性の影がほしいです」と彼氏を募集中な様子だった。

 タイプの男性を聞かれると「精神的に強い方がいいですね。私も気が強いので、私が言ったことにもガッと来てくれる人のがいいですね」。また弟のように「たたいてくれる人も嫌いじゃないですね」とM発言も続けた。

 さらに「自分をいじめるのが好きだから(昔は自分を)Sだと思ってたけど、最近こういうこと言ってると(周囲から)究極のMと言われるようになった。デコピンとかされるの好き」と笑っていた。