<第65回NHK紅白歌合戦>◇リハーサル◇29日◇NHKホール

 負けたら連帯責任?

 HKT48が、冷たい罰ゲームをかけて初の紅白に挑む。

 紅組が負けた場合、指原莉乃(22)は「また滝行します」と話し、今年の選抜総選挙で1位を逃して自分が行った罰を再び受けることを宣言した。前回は「個人戦」だが、今回は紅組全体の名誉をかけた「団体戦」。児玉遥(18)が「さっしー(指原)に巻き込まれるのはイヤだ。寒いし…」と反対する中、指原が「メンバー全員でやります」と、非情の道連れ罰ゲームを宣告した。

 リハーサル後の囲み取材には、指原、児玉のほか宮脇咲良(16)矢吹奈子(13)田中美久(13)田島芽瑠(14)朝長美桜(16)森保まどか(17)松岡菜摘(18)が出席した。田島は「モニターに家で見ているアーティストさんの名前が出ると、『ああ、家で見ているのと一緒だ。ここに出られるんだ』って実感します」と、初出場の感激に浸っていた。

 初出場ながら、紅組トップバッターという大役を務める。指原は「指原もトップバッターは経験がないので、私たちの盛り上がりで決まってしまう。紅の勝利がどうなるか分からなくなってしまう」と責任を痛感。「アッコ(和田アキ子)さんを怒らせないように頑張る」と戦々恐々だった一方で、和田にはまだ初出場のあいさつをしておらず、「誰も(和田を)怒らせないような子たちとあいさつに行きたい。矢吹と田中は遠慮しておこうか」と、中1コンビには「お留守番」を指示していた。