映画「愛と誠」(三池崇史監督、6月16日公開)の完成報告会見が19日、東京・帝国ホテルで行われ、主演の俳優妻夫木聡(31)、女優武井咲(18)と三池監督が出席した。今作品では妻夫木と武井含め、出演者が歌って踊るミュージカルの要素がウリで、2人は音楽を担当するプロデューサー小林武史氏とともに、スタジオで歌を収録した。

 武井は「レコーディングの部屋に入って、1人でマイク…。すごく緊張して声が震えたのがバレバレでした。恥ずかしかったですけど、小林さんのピアノをヘッドホンで聴いてすごく感動しました」と初々しく振り返った。一方、妻夫木は「ミスチル(Mr.Children)とかやってるスタジオに入っていいのかなと緊張しました。歌って、メチャクチャ難しい。カラオケで歌がうまい人と歌手は全然違うと実感しました」と、歌の奥深さを強調していた。