女優北乃きい(22)が、天然発言を連発した。

 主演映画「上京ものがたり」(森岡利行監督)の公開初日舞台あいさつが24日、東京・渋谷のシネマライズで行われ、北乃は池松壮亮(23)谷花音(9)森岡監督とともに登壇した。映画はこの日、公開初日を迎えたが、北乃は公開日を1週間、勘違いしていたという。「1週間前に公開していると思って、空いていた日に見に行こうと思ったら、調べたらどこもやってなくて…。そうしたら、まだ公開していなかった。今日からですよね?」。

 映画は、田舎から上京して漫画家になる夢をかなえた、人気漫画家・西原理恵子さんの自伝的な物語。13歳で親元を離れ、芸能界に入った北乃も共感するところがあるという。ところが、デビュー当時の原動力を問われると、また天然モードのスイッチが入った。「ご飯ですかね!

 うち(実家)がお釜で、上京してすぐのころは炊飯器の使い方が分からなくて、1年間ずっとキュウリにマヨネーズをつけて食べていました。ご飯が炊けるようになって、元気が出るようになりました」。隣の谷に「ご飯だよね!」と同意を求めると、谷もしぶしぶ「うん…」と答えていた。