革新的な3D映像が話題となった人気映画「アバター」の続編が近くニュージーランドで製作されることが決まった。

 同国政府が16日、ジェームズ・キャメロン監督や映画会社20世紀フォックスなどと共同で発表した。続編は3部作となる見通しで、2016年以降の公開予定。AP通信によると、続編も3D映像となる。

 「アバター」は地球からパンドラという星に送り込まれた青年が、星の先住民と人間との戦争に巻き込まれるSFアドベンチャーで、10年の米アカデミー賞で撮影賞など3部門で受賞。APによると、全世界での興行収入は史上最高を記録した。

 ニュージーランド政府は自国の映画業界の振興に積極的で、国内で費やされる製作関連経費を最大25%還付する方針を掲げ、誘致に成功した。最近も人気ファンタジー映画「ホビット」シリーズが国内で製作された。