歌手一青窈(31)が7日、東京・六本木ヒルズアリーナで無料ライブを行った。4枚目のアルバム「Key」の発売記念イベントで、会場内でのカメラ、ビデオ、録音機器、携帯電話での撮影、録画、録音をすべて許可した。著作権や肖像権の保護のため、日本では珍しい企画だが、台湾育ちの一青ならではの、ファンサービスだった。「皆さんに1歩近づけた気がします。台湾を思い出しちゃった。向こうではタレントは撮られ放題なんです」と、故郷を振り返った。

 また、慶大のアカペラサークル時代も脳裏をよぎり「藤沢駅や渋谷の路上で歌っていて、いつか大勢の人に囲まれて歌いたいと願っていました」。1500人の観客に、アルバム収録曲やヒット曲「ハナミズキ」など7曲を披露した。