<2006年4月10日付紙面>

 お笑いタレント木村祐一(43)と、タレント辺見えみり(29)が9日、京都市のホテルで挙式し、笑いあり涙ありの吉本新喜劇風「爆笑披露宴」が繰り広げられた。えみりの両親、西郷輝彦(59)辺見マリ(55)や、藤井隆(34)乙葉(25)夫妻らが出席した式では、ブーケトスをKABA.ちゃん(36)が受け、周囲は大爆笑。披露宴会場に移動する際には、ファンから祝福の声を浴びたキム兄がうっすら涙を浮かべるシーンもあった。

 ◆西郷バージンロード辞退!?

 出席した関係者によると、新婦えみりのバージンロードに付き添ったのは、父親の西郷ではなく「えみりのおじいちゃんだった」。

 ◆チャペル挙式には一般ファンも殺到

 会場のホテルは、室外にチャペルがあり、偶然居合わせた一般客が続々立ち止まり、約150人に上った。

 ◆次の新婦はKABA.ちゃん?

 フラワー・シャワーを浴びたえみりがブーケを投げると、独身女性ではなくKABA.ちゃんがナイスキャッチ!

 えみりもあ然とする中、出席者は大爆笑。付近にいたファンからも「取ってどうすんねん!」とツッコミが入ったが、KABA.ちゃんは「頑張りま~す!」とにっこり。

 ◆キム兄感涙!?

 チャペルから披露宴会場に移動する際、ファンから「キム兄~、おめでとう」と祝福の声。軽く左手を挙げてこたえたキム兄の目は、感動のため赤く充血していた。

 ◆乾杯は今田耕司(40)

 披露宴は今田の発声で始まり、進行役はキム兄と親しい次長課長の河本準一(31)、フットボールアワーの後藤輝基(31)が務めた。

 ◆料理はキム兄のセンス

 ホテルの総料理長は、キム兄が料理の勉強をしていた時代に世話になった人で、メニューは2人で考えた。舌平目のムニエルをマンゴスチンのソルべで口直しし、牛ロース肉の岩塩包み焼きなどメーンに進む内容。

 ◆2人のコメント

 桜満開の春らしい京都にて、挙式を滞りなくとり行いましたので、ご報告させていただきます。これからは2人で支え合って、仕事に精進しつつ、温かい家庭を築いていきたいと思います。

 ◆キム兄・えみり夫妻

 昨年10月、テレビ共演で意気投合し交際スタート。11月下旬、キム兄が結婚指輪を贈った。今年1月9日に婚姻届を提出。すぐに始まった新婚生活も当初は仕事の関係ですれ違いが多かったが、2月末ごろから落ち着き、2人で京都旅行などしている。料理のプロでもあるキム兄だが、家庭ではえみりの料理が中心。えみりは、13歳差も、キム兄の2度の離婚歴についても「全く気にならない」。キム兄は最近テレビで「(前妻との)慰謝料の額が決まった」と報告した。