台湾で人気の女優小林綾子(35)が20日、同地を訪れ、新橋演舞場7月公演「おしん」とおしんの出身地山形観光をアピールした。商業演劇では初となる海外での誘客活動で、旅行代理店関係者など約300人を前に積極的にプロモーションを展開した。中華圏で「おしん」は「阿信(アーシン)」と呼ばれ、現在放送中の「阿信」は27回目の再放送。小林はどこに行っても「阿信!」と呼ばれ、握手を求められる人気ぶりだ。「観劇の際には北京語のイヤホンガイドがあります。生の『おしん』をみて、山形観光も楽しんでください」と何度もアピールした。