滝沢秀明(26)主演ミュージカル「新春

 滝沢革命」(1日開幕)の公開舞台げいこが12月31日、東京・丸の内の帝国劇場で行われた。

 現在の同劇場が完成した66年以来初めて大量の水を使用する。高さ9メートルの天井から降りしきる雨は最新鋭マシン「ウオーター

 ピクチャー」を使用。噴射口の巧みな開閉動作により、落ちる水で「滝沢」「革命」といった文字やダイヤなどの模様を描く。下からは高さ8メートルまで水を噴き上げるなど、使用する水量は計5トンに上る。

 演劇界最高峰の同劇場がこれまで水の大量使用を許可しなかったのは、舞台下の電気系統システムの故障を恐れたからだった。近年は防水技術が発達。さらに演出のジャニーズ事務所ジャニー喜多川氏の熱意に押され、ゴーサインを出したのが2年前。その後、担当スタッフは水の演出が織り込まれた「サマリー」やライバル社、松竹が興行を手掛ける東京・新橋演舞場で行われた「滝沢演舞城」などを見学。水の演出方法を学んだという。

 同所では2月にKinKi

 Kids堂本光一(30)主演「SHOCK」、9月にはKAT-TUN亀梨和也(22)主演「ドリームボーイズ」が上演されることが決定した。滝沢の舞台を合わせ、今年のジャニーズ勢の公演は計155回で約28万5000人を動員予定。切り込み隊長役の滝沢は「ライブでお客さんと過ごすお正月は初めてなので、いいスタートになるはず。革命の年にしたいですね」と自信を見せている。

 [2009年1月1日9時49分

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