SMAP香取慎吾(32)が11日、テレビ朝日系で中継されるサッカーW杯アジア最終予選オーストラリア戦で、日本代表の応援団長を務める。昨年8月、最終予選を前に同局の応援団長に選ばれた。ドイツW杯アジア最終予選に次いでの抜てきで、4年前から日程を調整して日本代表戦はスタジアムに足を運んできた。これまで駆け付けた試合は6勝2分で、日本代表は負けておらず、今回も不敗神話を続けるつもりだ。

 06年のドイツW杯で、日本代表はオーストラリアに1-3と逆転負けを喫した。香取は「絶対に忘れられない屈辱」と事あるごとに口にする。応援団長として、前回の屈辱を晴らしてほしいからこそ、決戦を目前に力強く言い切った。「正直、オーストラリア代表は強そうですが、絶対に負けるわけにはいきません。みんなで必死に応援しましょう。絶対に勝つんです」。

 02年の日韓共催W杯の直前、サッカーをテーマにしたフジテレビの4夜連続ドラマ「青(ブルー)に恋して!」に主演。この時にW杯の歴史やエピソード、日本代表の歴史を知り、サッカーのとりこになった。だからこそ、予選で勝ち点3を取る大切さも知っている。

 今回の団長就任時、南アフリカにも当然応援に行くと公言した。SMAP中居正広(36)は昨年、北京五輪で星野ジャパンの公認サポートキャプテンになりながら、本番で悔しい思いをした。それだけに、香取は不敗神話を掲げ、日本代表サポーターを束ねて南アフリカへの切符をたぐり寄せるつもりだ。

 [2009年2月11日6時44分

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