タレント明石家さんま(54)と女優大竹しのぶ(52)の長女IMALU(20)が、来年1月13日にシングル「Mashed

 Potato」で歌手デビューすることが1日、分かった。IMALUは今年4月、ファッション誌のモデルとして芸能界デビューしたが、その当時からアーティスト志望。ユニバーサルミュージックと契約し、デビュー曲で夢の1歩を踏み出すことになった。

 10歳からヒップホップダンス、ギターを習い始め、中学時代にはバンド活動をしていたIMALUが、夢だったアーティストへのスタートを切った。昨年、ユニバーサルミュージック所属のヒップホップ歌手WISE(30)のプロモーションビデオに出演したことがきっかけで、同レコード会社からデビューが決まった。

 デビュー曲はアップテンポ調で作詞はIMALU。父がさんま、母がしのぶと世間からは「特別な存在」とみられているが「私だって、みんなと同じでいっぱい泣いたり悲しんだりする。本当の私を伝えたい」と、詞に自身のメッセージを盛り込んでいる。

 (中略)人間てほんと

 めんどくさいものだわ

 寂しい人なんてなりたくないもん

 パパは仕事ね

 well

 I

 never

 see

 him

 anyway(『どうせ会わないし』の意)

 ママも外出で

 自動的

 I'm

 out(『もう出る』の意)

 oh

 oh~

 

 パパはさんま、ママはしのぶをほうふつさせる内容で、IMALUの経験、思いが表現されている。また、アーティストとしてのファッションも自身でアイデアを出しているという。

 昨年からボイストレーニングに励んでおり、高音が響きキュートな声質が特徴だ。曲名は、物事がめまぐるしく自分の頭の中をめぐる食べ物に例え「Mashed

 potato」と付けた。

 IMALUは「音楽は私の中で空気のようにあるもの。それを通して自分を表現できるのはすごくうれしいです。早くみんなに聴かせたいという曲がたくさんあります。いろんな人にIMALUを楽しんでほしい」と話した。

 [2009年12月2日8時17分

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