滝沢秀明(28)主演舞台「新春

 滝沢革命」(東京・帝国劇場、来年1月1日開幕)にジャニーズ事務所のホープ、中山優馬(16)が出演する。19日、2人が都内で会見を行った。

 同舞台は3年連続だが、今回は帝劇開場100周年記念公演オープニング作品として上演される。滝沢は歴史を刻む記念公演の“秘密兵器”となる中山の起用について「僕がラブコールを送りました」と明かした。これまでは男女の愛がテーマだったが、今回は夫婦愛や家族愛まで拡大。中でも、滝沢と中山の兄弟愛がテーマ中心になる。

 滝沢は「優馬は華があるし、舞台『PLAYZONE』を見た時、光っていた。一緒にやってみたいと思いました。まじめで何事も真剣に取り組む人と聞いている。楽しみです。今回、新しい風を吹き込んでくれるはずだし、変わらなかったら優馬のせい、ということですね」。わざとプレッシャーをかけるほど、後輩に期待を寄せる。

 中山は滝沢との共演は初めて。「えっと、顔を尊敬しています。カッコいいなって。今回、いろいろなことを学びたいと思っています」。年が一回りも違う大先輩が「顔を尊敬すると言われたのは初めて。いいヤツですね」と噴き出すほど、初々しく意気込んだ。

 大所帯のジャニーズ事務所の中でも、台頭は目覚ましい。Hey!Say!JUMPの山田涼介、知念侑李と組んだユニット、NYCとして、昨年末は紅白歌合戦に出場。また、連ドラ主演やCM出演などを次々に果たすなど、Jr.の中でも活躍ぶりは際立っている。

 所属事務所のジャニー喜多川社長は中山の活躍に「楽しみです。彼はお芝居に慣れてるし、器用。今回が成功すれば、今後、舞台の座長も考えられる」とコメント。滝沢同様、舞台でも活躍するスター候補生の成長に目を細めている。

 [2010年10月20日9時58分

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