韓国の人気ドラマ「冬のソナタ」でヒロインを演じた女優チェ・ジウ(35)が、日本のドラマに5年ぶりに出演する。草なぎ剛(36)主演TBS系連続ドラマ「冬のサクラ」(16日スタート、日曜午後9時)に友情出演することが8日、分かった。ジウが日本のドラマに出演するのは、06年同局系連続ドラマ「輪舞曲-RONDO-」以来。

 ジウが日本のドラマに帰ってくる。草なぎとジウはフジ系「SMAP×SMAP」などバラエティーでの共演を通じて交流はあったが、ドラマでの共演は初めてとなる。ジウは「草なぎさんの主演ドラマだから」とTBSからの出演オファーを快諾。先日来日し、撮影に臨んだ。

 ジウが演じるのは、草なぎが偶然出会う女性。セリフは日本語だった。NGを出してしまったジウは「日本語で演技するのは久しぶりだったので緊張しました。今回のセリフ程度の日本語はできるんですけど」と苦笑い。一方、草なぎは「まったく問題なかったですよ」と太鼓判を押していた。

 撮影を終えると、2人は早速韓国語でトーク。草なぎは「韓国でドラマ出演される際、今度は僕が韓国語で出演しますよ」と提案し、ジウは「本当?

 約束ですよ」と大喜び。指切りをして再共演を約束した。

 「冬のサクラ」は白い雪をモチーフに、1度も恋をしたことがないガラス細工職人(草なぎ)と事故で記憶を失った女性(今井美樹)の切ないラブストーリーを描く。ダイジェスト映像を見たジウは「雪が降りしきる映像がすごく美しい。胸にジーンとくるようなラブストーリーがどうなるか、気になります。『冬のソナタ』と背景が似たような感じがしますね」と親近感を寄せている。

 草なぎは「一緒に出演できて楽しかったです。このドラマにとって、いいスパイスになるんじゃないかな。『冬ソナ』みたいにドキドキするドラマにしたいと思っていたので、これでバッチリだし、いい予感がします」。「冬ソナ」ヒロインの“出演効果”に手応えを感じている。2人の共演シーンは、第1~3話のいずれかに放送予定。※「なぎ」は弓へんに前の旧字体その下は刀

 [2011年1月9日8時48分

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