AKB48の前田敦子(19)と板野友美(19)が5日、体調不良のため、都内の東京ビッグサイトで行っていた握手会を途中で中止した。昨年12月8日発売のシングル「チャンスの順番

 劇場盤」購入者を対象にしたイベントで、前田は風邪気味だった。板野は急性胃炎で倒れたが、今日6日に横浜市内で行われるデビューシングル「Dear

 J」発売記念イベントには参加する予定だ。

 トップアイドルの2人は、断続的に半日も続く握手会を完走できなかった。午前9時から午後8時30分まで、各1時間半の握手会を計6回、行う予定だったが、前田は午後7時開始の第6部だけを中止した。関係者は「最近は主演映画の撮影もあり、疲れが出たのではないでしょうか。風邪気味でもあったようです。病院には行かず、大事を取って帰宅しました」と話した。前田はこの日も、自身の公式ブログを2度更新。午後4時ごろには会場裏のメンバーの様子を伝えており、夕刻以降に体調が悪化したとみられる。

 板野は第3部終了後、体調不良を訴え、病院で急性胃炎と診断された。第6部からの再開を目指したが、体調が回復せず、後半の3部が中止になった。今日6日にパシフィコ横浜で開催するデビューシングル「Dear

 J」劇場盤発売記念握手会とライブイベントには、参加する予定。この日夜に自身の公式ブログを更新し「握手会を途中で退場してしまって本当にごめんなさい。急に体調が悪くなってしまい、立ち上がれなくなってしまいました。今日はきちんと薬を飲んで明日に備えたいと思います。今夜は早めに休ませて頂きます」などと記した。

 代替握手会などの対応は現在、検討されている。今回のイベントは「チャンスの順番

 劇場盤大握手会」と名付けられ、1月8、9日に東京ビッグサイトで開催。この日が3度目だった。ほぼ全員のAKB48メンバーが参加。大島優子や篠田麻里子ら主力メンバーは1月の開催時と同様に、休憩もはさんで半日間も握手を続けた。

 [2011年2月6日7時29分

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