「2011神宮外苑花火大会」(日刊スポーツ新聞社主催)が6日、東京・神宮球場や国立競技場などで行われた。

 神宮球場ではユニット「宮藤官九郎と中村雅俊とナンバーザ」が、東日本大震災で被災した宮城県を支援する歌「予定~宮城に帰ったら~」を披露し、被災地への支援を訴えた。宮城県女川町出身の中村は「3回しか行ってないけど、人口1万人くらいの何もない町が(震災で)さらに何もなくなった。みなさんの力が必要」と呼び掛けた。震災後、桑田佳祐が誰より早く「大丈夫ですか」とメールをくれたことも明かした。同県栗原市出身の宮藤は「誰とデュエットしたらいいか、ということで中村先輩の名前を挙げた。レコーディングが別々で、これ(花火)がないと会わないで終わるところだった。この歌は配信していて、ダウンロードすると宮城にお金がいきます」と話した。