レコード会社エイベックス主催の夏の野外音楽フェス「a-nation」の東京公演が27日、味の素スタジアムで行われた。10周年の記念公演には、浜崎あゆみ(32)、東方神起や初出演のAFTERSCHOOLら韓国出身アーティスト、X

 JAPANとバラエティーに富んだ20組が出演した。

 時代の流れを感じる節目の公演だった。「演出上の都合」(関係者)だが、大トリを務めたのは東方神起。例年通りに浜崎が最後と思っていた大観衆は、驚きながらも耳をつんざくような大歓声でユンホ(25)チャンミン(23)を出迎えた。ユンホも「東京の皆さんお待たせしました。戻ってきました!!」。女性グループAFTERSCHOOLも出演。今日28日の最終公演には、BoAとSHU-Iも登場する予定で、韓国アーティストの勢いを感じさせた。

 最終公演にはAKB48も参戦。02年の第1回当時は、エイベックスの代名詞ダンスミュージックが主流だったが、最近の音楽ファンの多様化に合わせて、公演内容も変わってきた。来年以降は、先月に新レーベルに所属したBIGBANGや2NE1らの出演も予想される。J-POPの夏の祭典で、東方神起がトリを任された11年8月27日は、のちのちエポックメーキングとして語られそうだ。