東方神起が20日、3年ぶりの全国ツアー「東方神起LIVE
TOUR
2012~TONE~」の、さいたまスーパーアリーナ公演を行った。1月18日からスタートした同ツアーは来月には東京ドームと京セラドームでそれぞれ3日間公演を行い、全26公演の観客動員は過去最大の55万人に達する。韓国出身のアーティストが続々日本デビューする中で、来年デビュー10周年を迎える東方神起が、先駆者としての貫禄を見せた。
さいたまスーパーアリーナが真っ赤に染まった。3万2000人のファンが作り上げる、東方神起のイメージカラーの赤いペンライトの波が3時間揺れ続けた。
オリコンシングル週間ランキングで1位を獲得した新曲「STILL」をはじめ、チャンミン(24)が「曲のパワーに刺激を受けた」というX-JAPANの「Rusty
Nail」を限界に近いハイトーンボイスで熱唱。ユンホ(26)が冒頭で「今日のために頑張ってきたすべてを全部出しますので存分に楽しんで」と約束した通り、全力を出し切ったステージだった。
東方神起は2010年の活動休止を経て、昨年活動を再開した。3年ぶりの全国ツアーを待ちわびたファンの期待は高かったが、それ以上に2人のライブにかける意気込みは強かった。ユンホは「僕たちが東方神起として活動してこなかった間、待っててくれたみなさんに感謝の気持ちを伝えたかったです」と思いを語った。
その気持ちは被災地にも届けられた。今月10日に行われた福井公演は、被災した東北3県の映画館に中継され、無料のライブビューイングが実施された。被災地のファンにも笑顔と元気を届けたいと3県在住のファンクラブ会員と学生など2000人を招待。この日のライブで、ユンホは「みんなが1つになれた」と話し、チャンミンも「意味のあるライブだったと思います」と振り返った。
来月には2年9カ月ぶりの東京ドーム公演と、初の京セラドーム公演が控えている。ユンホは「みんなの赤のパワーが東方神起の力になってるから、これからも熱い応援をお願いします」と呼び掛けた。ファンのパワーを受けて、東西ドームの大舞台に挑む。【今西孝江】




