TBSの青木裕子アナウンサー(29)が退社の意思を同局に伝えていることが6日、分かった。交際中のナインティナイン矢部浩之(40)との結婚は未定だが、見切りでゴールインを想定した行動とみられる。青木アナは退社の意思を示しながら撤回した過去もあるが、今日7日放送の同局系情報番組「サンデージャポン」で何らかの発言をする可能性もある。

 複数の関係者によると、青木アナはすでに局側に退社の意向を伝えているという。年末の退社を希望しているとみられ、一両日中に正式に発表されるとの情報もある。TBS広報部では退社について「何も聞いていない」としているが、司会を務める7日放送「サンデージャポン」(日曜午前10時)で何らかのコメントをする可能性もある。

 退社希望の背景には、交際中の矢部との結婚準備があるとみられる。しかし、矢部の所属事務所は「何もありません」と否定。周囲も「結婚が決まったとは聞いていない」と話している。

 ただ、青木は矢部とのゴールインを強く望んでいるという。2人の交際は10年に発覚。青木アナを知る芸能関係者は「彼女は来年1月7日に30歳になる。アナウンサーとしても将来を考える大きな節目を迎える。それを機に、矢部に決断を迫ってもおかしくない」と話す。

 矢部が9月、肺気胸で入院したことも、青木アナが2人の将来をより真剣に考えるきっかけになったと思われる。矢部は結婚に消極的な発言を繰り返していたが、青木アナは入院先の病院にパンツを持っていくなど「妻」のような献身ぶりを見せ、かたくなな矢部の心が動いた可能性もある。今夏には2人で海外旅行を楽しんだことも報じられており、矢部は日刊スポーツのインタビュー連載「日曜日のヒーロー」(9月9日付)でも、青木について「好きですよ!」「愛してるから(一緒に)いてる」と深い愛情を持っていることを強調している。

 もっとも、青木アナには退社希望を撤回した過去がある。08年8月、局側に退社の意思を示し、辞表を出したことなどが報じられた後、「サンデージャポン」で「TBSアナウンサーとして頑張っていきたいです」と述べ、退社を取り消している。それだけに「早ければ年内退社」と言う関係者もいれば、「どうなるか分からないところはある」と話す関係者もいる。<青木アナと矢部の交際経緯>

 ◆10年11月28日

 交際を報じられた後に出演の「サンデージャポン」で、「私は幸せです」(青木アナ)。

 ◆同年12月3日

 「オールナイトニッポン」で相方の岡村隆史に「付き合うてんの?

 好きなん?」と質問され、「付き合うということは好きということなんでしょうね…」(矢部)。

 ◆11年3月6日

 3月末に寿退社すると報じられた後の「サンデージャポン」で、「まだ、もうちょっとTBSにお世話になります」(青木アナ)。

 ◆同年10月24日

 新番組会見で、取材陣から交際は順調かと問われ「そう考えてください。悪いことないので。特に」(矢部)

 ◆12年7月15日

 書籍の発売イベントで、「2013年に何か起こるんちゃうかな」(矢部)

 ◆同年9月9日

 日刊スポーツ連載「日曜日のヒーロー」で「入院するぐらいの病気したら『ありがと~』と思うかも。病室で世話してくれる彼女を見て『助けて~』って思ったら、僕は言うんじゃないですかね。病床からのプロポーズを」(矢部)