タカさんが、世界の錦織に食らい付いた!

 来年1月2日夜放送予定のテレビ朝日系「夢対決2013

 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」の収録がこのほど都内で行われ、石橋貴明(51)木梨憲武(50)が、今回も男子テニスのプリンス、錦織圭(22)との対決に臨んだ。

 同番組はさまざまなスポーツ界のスターを相手に真剣勝負をしつつ、笑いも追求する正月恒例の人気番組で、試合は石橋、木梨組が錦織、松岡修造氏(45)組に挑むダブルス対決で設定された。10月の楽天ジャパンオープンでツアー2勝目を挙げた錦織に、石橋はガチテニスで挑んだ。同番組が好評で7月にも放送された特番では、巨大ラケットなどさまざまな策を駆使しながら惜敗。悔しさからか、石橋はその後、1日2時間のトレーニングで、打倒錦織に燃えてきた。

 持つラケットも通常サイズで「今までは羽子板をやっているようだった」と遊ばれた前回とは違う。コースを読み、推定時速200キロの錦織のマジサーブを打ち返す場面もあった。錦織も「僕が思いきり打ったサーブでリターンが返ってきて、ビックリ。今までなかった」と目を丸くした。

 石橋は今年のウィンブルドン選手権をスタンド観戦し、錦織の大会初勝利の瞬間も見ている。他局のドキュメント番組では自らディレクターを務め、ケガに苦しみながら活躍を続けた錦織を取材。その上で、いつか世界一になる可能性と期待を抱くようになり、自らもテニスに打ち込んできた。そして対決を終え、錦織が実力的にも、人間的にも成長したことを実感。「自信からかすごくいい顔をしている。今夜、抱かれようかな」と笑いをとりつつ、「次はシングルスで!」と一騎打ちにも色気を見せていた。

 ◆男子プロ選手のサーブ

 史上最速はサミュエル・グロス(オーストラリア)が今年5月に記録した263キロ。トッププロは大柄な選手が多く、250キロ近いサーブを打つ選手もいる。ロディック、デルポトロらが、強烈なサーブを武器にしている。178センチで、トッププロでは比較的に小柄な錦織は、最速で200キロ前後といわれる。