6月にヨットで太平洋横断中に遭難し救助された辛坊治郎氏(57)が3日、日本テレビ系「ウェークアップ !

 ぷらす」(土曜午前8時)に生出演し、事故報告した。出演後に大阪・読売テレビで会見。遭難時を「本気で死ぬと思った。(今が)2回目の人生」という一方で、再挑戦については「行くような気がします」と話した。

 1カ月あまりの休養中、救助に当たった岩国の海上自衛隊に出向いたこと、日本水難救済会に寄付していたことも告白。関係者によると金額は500万円という。多額の救助費用がかかり、救助直後は再挑戦に「どのツラ下げて」と話していたが、遭難原因が「マッコウクジラとの衝突」と分かり、不可避だったことから意欲が湧いたようだ。

 ただし「今度は全額、自己負担で、ひっそりと行く」とし、そのために「足場を固めたい」と仕事復帰した。10日から同番組に司会として正式に復帰する。【村上久美子】