宮城県出身のミュージシャンで、自称「森林大使」の高橋ジョージ(55)が26日、仙台市で行われたイベント「木で、未来をつくろう!in宮城県」に出席。地域木材利用の大切さや活用例を紹介した。

 「伐採が環境に悪いというのは間違いです。計画的に地元の木材を使うことは、新しい木を育てることになるんです」「木の持つ力は無限大。香りやぬくもりで心にも体にも優しい。子どもの頃は毎日が森林浴でした」

 同イベントは林野庁が昨年4月に始めた「木材利用ポイント事業」の全国縦断シンポジウムの一環として催された。「木材利用ポイント」は、対象となる木材(スギ、ヒノキ、カラマツなど)を活用した木造住宅の新築、内装・外装の木質化工事、木材製品など購入の際に付与され、1ポイント1円相当として地域の農林水産品などに交換できる。同事業は今年3月末に終了予定だったが、9月30日までの延長が決定。高橋は「木の力をみんなで広げていきましょう」とアピールした。