きゃりーぱみゅぱみゅ(21)が初めてドラマ主題歌を担当することが17日、分かった。真木よう子(32)主演フジテレビ系連続ドラマ「問題のあるレストラン」(来年1月15日スタート、木曜午後10時)の主題歌で題名は「もんだいガール」(発売日未定)。ドラマの舞台は東京・裏原宿。ポンコツ女のレッテルを貼られた女性たちが、理不尽な男社会で奮闘する姿を描く。中田ヤスタカ氏が作詞作曲を担当。頑張る女性の背中を明るく押すような、ポップでキュートな楽曲に仕上げた。

 清水一幸プロデューサーはきゃりーの起用について「ドラマのテーマは『女性を応援する!

 女の子、頑張れ!』。カワイイ文化の中心的人物、きゃりーぱみゅぱみゅさんが主題歌を歌うことで、女性からの支持が増えると良いなと考えました」と説明する。

 きゃりーは原宿に縁がある。12年に東京・渋谷区公認の「原宿カワイイ大使」に就任。原宿ファッションのカリスマと呼ばれた。11年夏発売のデビューミニアルバムの題名は「もしもし原宿」。ドラマときゃりーの“原宿つながり”も主題歌起用の決め手になった。

 NHK紅白歌合戦には今年の大みそかを含め3年連続出場。最新アルバム「ピカピカふぁんたじん」は世界15の国・地域で発売されるなど国内外で活躍中だがドラマ主題歌は意外にも初。所属レコード会社は「きゃりーのキャラクターや独特の世界観が生かせる作品にこれまでなかなか巡り合わなかった」と説明する。

 きゃりーは「初めてドラマ主題歌を担当することができ、すごくうれしいです。自分の素直な気持ちがふんだんにつまった、私らしいおもしろい曲に仕上がったかと思います。2015年第1発目の新曲として、とてもパンチのある作品ですので、ぜひ楽しみにしていてください!」とコメントを寄せている。