堀北真希(26)が主演舞台「嵐が丘」(5月6~26日、東京・日生劇場)のポスター撮影をこのほど行った。原作は男女の愛憎を描く英国の名作文学。嵐をイメージした風に当たりながらの撮影で、堀北演じるキャサリンの意志の強さ、山本耕史(38)演じるヒースクリフの復讐(ふくしゅう)に燃える思いを感じさせる仕上がりになった。本番衣装を身に着けた堀北は「愛情表現が大事になると思いますので、これから台本と向き合っていきたい。山本さんとは夫婦役をやったことがありますので、きっといい相性でお見せできると思います」と話す。

 これまでの作品であまり触れられることがなかったキャサリンの子供も描き、登場人物の内面を深く表現する。堀北は「愛情表現が複雑。美しい愛ばかりではなく激しい愛情が飛び交う」。山本も「僕らで一緒に新しい『嵐が丘』をつくりたい」と意欲的だ。