嵐の相葉雅紀(28)が日本映画史上初の自然ドキュメンタリー映画「日本列島

 いきものたちの物語」(来年公開、出田恵三監督)のメーンナビゲーターを務めることが28日、発表された。自然豊かな日本列島を舞台に、30種類の動物に密着撮影し、家族愛をテーマに構成する。相葉はメーンナビゲーターとして、全体とメーンパートとなるヒグマなどのナレーションを担当する予定だ。

 相葉は04年から日本テレビ系「天才!

 志村どうぶつ園」に“飼育係”としてレギュラー出演。幼いころから犬、亀、サル、くじゃく、オウム、リスなど多種類の動物を飼ってきた経験を持つ。出田監督は相葉の起用について「幼いころから動物と触れ合ってきたからこそふさわしい」と説明した。

 撮影は09年から開始され、岩合光昭氏、中村征夫氏らトップカメラマン20人が分担して行っている。相葉は先月下旬、岩合氏が行う屋久島のニホンザルの撮影に同行した。「こんな距離感で野性ザルを見ると、テンションが上がります」と興奮気味だったが、撮影は静かに見守っていたという。監督は「動物との距離の取り方がうまい」と感心。岩合氏のカメラを借りて撮影を行ったといい、監督は「すごく良かったので、相葉さんが撮影したものを使う可能性もある」としている。

 相葉は映画ナレーションを担当するのは初めて。「今のリアルな日本列島の自然や生き物たちを映し出している映画ですので、みなさんが『一緒に勉強したい!』と思えるようにしっかりナビゲーターを務めたいと思います」と張り切っている。