映画「タイガーマスク」(落合賢監督)の公開初日舞台あいさつが9日、都内で行われ、主人公の伊達直人を演じたウエンツ瑛士(28)が、夏菜(24)釈由美子(35)への対応格差を暴露されてしまった。

 ウエンツとの思い出を聞かれた夏菜は「(菓子の)『きのこの山』があったんですが、私は『たけのこの里』が好きと言ったんです。撮影終わりには箱の中身が『たけのこの里』に変わっていた」と心温まる裏話を披露。ウエンツは「伊達直人はシャイなところがあるんです」と照れていた。

 ところが釈から見たウエンツの印象はまったく逆だった。「現場で本当に感じ悪くて、会話のキャッチボールが成立しなかった。夏菜ちゃんみたいなエピソードは1つもないです!」とバッサリ。哀川翔(52)が「夏菜ちゃんの時みたいに何かを何かに変えてあげればよかったのに…」と割って入ると、ウエンツは「そういうことをする専門の人じゃないし!」と意地を張っていた。

 思わぬ暴露をされたウエンツだが、来場したファンを「寒いので風邪に気を付けて。僕の鼻声はアレルギー(性鼻炎)。伊達直人の一番のライバルはブタクサです」と冗談交じりに気遣うなど、優しい素顔も見せていた。