<1>インザモーメント(阪神9Rアザレア賞・14時25分発走)

23年、ホープフルS8着に敗れたインザモーメント
23年、ホープフルS8着に敗れたインザモーメント

昨年12月のホープフルS(G1)に出走した馬の次走成績を見ると、まだ出走していないレガレイラを除く14頭中8頭が1~3着でレースレベルは高かった。また、次走で馬券圏内に入っていなくても、2走目で圏内のケース(5着ミスタージーティー=共同通信杯7着→若葉S1着)もあり、ホープフルS組は追いかけたい。

インザモーメントはそのホープフルS8着後、きさらぎ賞で4着。直線は一瞬前をとらえる脚勢で、勝ち馬とタイム差なしの大激闘を演じた。能力は重賞級で、ここで2勝目をマークする。


<2>ディオ(中山11Rダービー卿CT・15時45分発走)

10日、東風Sを制したディオ
10日、東風Sを制したディオ

ダービー卿CTでは4年連続で、前走芝マイル組が1~3着を独占。また、ここ3年は過去に重賞勝ちがない馬のワンツー決着となっている。

ディオは3歳春からマイルを走り続け、ここにきて3連勝と本格化ムード。同距離5勝はメンバー最多で、重賞初制覇のチャンスを迎えた。


<3>デンコウリジエール(阪神11RポラリスS・15時35分発走)

21年オータムリーフSを制したデンコウリジエール
21年オータムリーフSを制したデンコウリジエール

ポラリスSの過去3年の年齢別成績を見ると、7歳以上の馬が【2・1・1・9】の好成績。毎年、1頭は馬券圏内に入っており、ベテラン勢が奮闘している。なお、その1~3着に入った4頭すべてが、当レースより1年以内にダートのオープンで3着以内の戦績があった。

7歳馬デンコウリジエールは、昨年8月にオープン特別のNST賞(新潟)で3着に入った。阪神はオープン2勝を挙げる得意のコース。人気になりにくいタイプで、大駆けに期待したい。


【先週土曜の結果】

<1>ケーブパール

阪神9R君子蘭賞 2着(1番人気)

<2>シアージスト

中山9RブラッドストーンS 1着(1番人気)

<3>リツィタル

中京9R金山特別 8着(7番人気)

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。