女優芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK「べっぴんさん」(午前8時)の21日の平均視聴率が19・7%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 20日の平均視聴率は20・4%だったが、またも20%を割った。

 21日は、すみれ(芳根京子)の作る雑貨は、あいかわらず売れなかった。近所の主婦らは「かわいいわね」とほめてくれるが、購入するだけの余裕はないのだった。

 すみれは「縫い方を教えましょうか」と手芸教室をやってみた。主婦らは喜んでくれたが、やはりお礼はお金ではなく、コッペパンなどだった。

 すみれの手芸教室も失敗だった。すみれはあらためて、自分の作る物が「ぜいたく品」であることを痛感した。

 そんなすみれを麻田(市村正親)は励ます。潔(高良健吾)らも励ます。周りに支えられていることに気付いたすみれは、再び前を向く、という回だった。